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旬探訪 越後のごっつぉ 〈 新潟の枝豆 〉

2019年02月22日
  • 旬探訪

新潟県民が愛してやまない新潟の枝豆は栽培面積、消費量が日本一。
それは、ひとえに新潟の枝豆が美味しいから。
ところが、市場に出回る出荷量ベースでは千葉県や北海道、埼玉県などに負けます。
それは、昔から自家消費が多いためです。
新潟県といえば米や日本酒のイメージが強いかもしれませんが、実は枝豆も新潟が誇る美味しい特産品のひとつです。
新潟県民は枝豆をこよなく愛し、山盛りの枝豆を頬張る姿は、夏の風物詩となっています。
それというのも、新潟県の枝豆の栽培面積はなんと日本一(農林水産省調べ・平成26年度産)であると同時に、新潟市における「さやまめ(枝豆などさやのある豆)」の購入量が日本一(総務省家計調査・平成25〜27年平均)など新潟は生産量も消費量も多い、いわば「枝豆王国」です。
「おつな姫」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「肴豆」、「一寸法師」、「秘伝」。
これらは新潟で栽培されている枝豆の品種名です。
約40種類の枝豆の品種を組み合わせて栽培することで、5月〜10月までの長期間、途切れることなく枝豆を出荷しています。
新潟の枝豆のなかでもイチオシが7月下旬から出荷が始まる「新潟茶豆」です。
新潟市西区小平方で栽培されていた枝豆が元祖とされており、昔はその土地だけで栽培されていた伝統品種です。
実の薄皮が薄茶色なことから茶豆と名付けられ茹でた時の独特の芳香とかむほどに広がる豊かなうまみが特長です。
さやは薄く、見た目は小ぶりですが、甘み、うまみとも非常に評価の高い新潟を代表するブランド枝豆です。

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